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③土地仕入れ営業のスケジュールはどんな感じ?めちゃくちゃ忙しい?

「土地仕入れの仕事を解説」
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未経験者
未経験者

土地仕入れ営業ってものすごく忙しそう・・・。
どんなスケジュールで働いているのか気になる。

こうじ
こうじ

不動産業界15年、土地仕入れ営業7年の私が、

土地仕入れ営業の1週間を解説します。

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不動産営業にも種類があり、土地仕入れ営業はホワイトな職種

この記事を読んでいる方の多くは、「不動産の仕事はきつい、休みもろくに取れないブラックな職場環境でしょ。」と思っているはずです。

でもそれは賃貸アパートの仲介営業だったり、建売住宅やマンションを売る住宅営業のイメージで話されていることが多いんです。しかも、そのイメージは昔の話で、今では仲介営業も住宅営業もデジタル化が進み仕事の内容は大きく様変わりしています。

新聞を購読している世帯が若者を中心に激減し、折込広告の集客力は年々少なくなっています。代わりにスマホを中心としたネット広告での集客は増加しており、顧客獲得の主戦場はネット媒体になっています。昔のように手作りのチラシをポスティングして回ったり、闇雲に飛び込み訪問をするような効率の悪い営業手法はとっくに廃れています。

尚且つ、労働基準法が一般にも広く周知され、サービス残業などもなくなり、有給休暇も取りやすい環境になってきています。まぁ、これに関しては不動産業界に限らず、どの仕事でも同じですけどね。

今回は不動産の仕事と言っても、住宅営業ではなく「土地仕入れ営業」です。不動産を売る仕事ではなく、不動産を買う仕事です。元々、一般の方にはあまり馴染みのない裏方の仕事ですが、土日休みで残業も少ない、でも高収入というかなりホワイトな仕事なんです。

不動産業界に興味がある方にはぜひ知ってほしい職種、それが土地仕入れ営業です。

そんな土地仕入れ営業の普段の様子を解説していきます!

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土地仕入れ営業の1週間のスケジュール(行動)

土地仕入れ営業は土日休みの会社が多いので、今回も休日に関しては土日休みのパターンのスケジュールです。

月曜日

休み明けでメールやFAXが溜まっています。午前中はメール対応や、届いた土地情報の選別に追われます。なかにはすぐにでも購入したい情報もあったりしますので仲介業者への電話連絡も自然と多くなります。

正直、あっという間にお昼です。

昼食と移動を兼ねて気になった土地情報の現地調査や役所調査をします。場合によっては、そのまま紹介してくれた仲介業者へ行って他社の動きを探ったり、物件をおさえられないか交渉します。

検討できる土地情報がなければ、仲介業者を巡回訪問して担当者とコミュニケーションをとります。と言っても、半分雑談みたいなもんですけどね。 

夕方、事務所に戻り検討状況報告をします。

午前中にコンタクトを取れなかった仲介業者と電話したり、メールでやりとりをします。

火曜日

急ぎで試算しなければならない土地情報がなければ、仲介業者を巡回訪問します。訪問しなければ土地情報を出してくれない仲介業者もいますので、定期的に顔を見せて、いい情報が入った時にすぐに紹介してもらえるように自分を売り込みます。

しかし、訪問しすぎは逆効果です。

先方も多くの仕事を抱えていますので、時間を奪ってしまうような過剰な訪問は控えます。

水曜日

大手にしろ、地元の不動産屋さんにしろ、水曜日は休みのところが多いです。昔から「契約が水に流れる」ということで、水曜日は休みにしている業者が多いんですね。役所の窓口も比較的すいているので、検討している土地情報の役所調査をまとめてします。

また、現地調査や周辺調査をして、住宅を探している人が多いのか、少ないのか、判断します。近くで他社の販売物件があれば、視察に行ったりもします。

社内的な事務仕事がたまっていれば、この日に片付けて週後半の仕事に備えます。

木曜日

基本的には仲介業者の巡回訪問です。

水曜日までに調査した案件の検討結果を報告するためにアポイントをとって訪問となると滞在時間も長くなります。

ですので、そんなに多くの業者を回ることは出来なかったりします。仲介業者は土日に売主と会うことが多いので木曜日、金曜日にこちらの希望条件を伝えておかないと他社に負けてしまうことなりかねません。会えなければ、検討結果や伝えたい内容を資料にまとめて担当者へメールしておきます。

金曜日

基本的には、木曜日と同じような行動になります。

仲介業者と売主のアポイントが早い案件ほどこちらも検討結果を早く伝える必要があります。

焦って試算を間違えないように、上司に確認してもらうことを忘れないようにします。

ここまでご紹介したのが通常の動きです。

ここに、売買契約や代金決済など、土地仕入れに向けた具体的な仕事も追加で入ってきます。

土地仕入れが順調に行けば行くほど、仕事の量も増えていくじゃないか~!と感じてしまいますよね。

大丈夫です。

契約や決済が入ってくると業者訪問が減っていきます(笑)

時間はみんな平等に、1日24時間しかありませんからね。

残業や休日出勤はあるの?

普段の動きがわかったところで気になるのが残業や休日出勤。

これは入った会社にもよりますが、ある程度自分でコントロールできます。

土地情報は、ないときは全然ないし、あるときは同じ日に大量に来る時もあります。情報がないときには仲介業者を巡回訪問しますが、それでも情報がないときは、本当に1つもありません。

そんな時は、気持ちを切り替えて早く帰ってリフレッシュする人もいれば、残業して戦略を練る人もいます。

休日出勤に関しても同様です。

売主の都合に合わせて土日に売買契約を設定する人もいれば必ず平日に設定して、休日出勤しない人もいます。まぁ、どうしても休日出勤しなければならない仕事もときにはありますが年に数回程度です。その分、平日に振替休日をとりますので、仕事に追われて休みが取れない!なんてことはありません。

しかも、水曜日は業者も休みで暇だしやることないから有給とりますっていう人も多いですよ。

長期休暇はとれるの?

ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始休暇などの長期休暇はとれるのか?

とれます!

交代制で出勤する会社もありますが、留守番みたいな感じです。仲介業者も長期休暇をとっていますので、訪問もあまりしません。

検討しなければならない土地情報が山積みでこのタイミングで一気に仕事を進めるっていう人もなかにはいるかもしれませんが、少数派です。

土地仕入れ営業の働き方まとめ

ざっくりですが、土地仕入れ営業の働き方をご紹介しました。

いまだにFAX使ってるの?巡回訪問ってことは、昔ながらの足で稼ぐ手法かぁ~、って

昭和の香りがプンプンしますね(笑)

不動産業界は今でも紙の資料が多いことで有名ですから手法も前時代的なものが残ってるのは確かです。それでも、最近はノートパソコンやタブレットを貸与されて事務所に戻らなくてもある程度の仕事ができるようになってきました。様々なツールを共有して、仕事が効率的にできるように仕組み作りもされています。訪問したいけど相手が捕まらないときなどに外出先で事務作業をこなしておけば残業もしなくて済みます。

残業も休日出勤もある程度自分でコントロールできる仕事って結構魅力的だと思いませんか?

次回は、

「土地情報はどうやって入手するの?そのコツは?」

についてお話したいと思います。

記事を読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また。

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