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奨学金を早く返したいので住宅営業にチャレンジしてみようかな。
僕も投資資金を稼ぎたいので住宅営業を考えていたんだよ。
短期間でガッツリ稼ぐなら住宅営業は最適ですよ。
でも会社選びの基準がわからない。ちょっと不安。
それでは、選ぶべき会社と仕事の種類について解説します!
この記事を読めば入社後に「こんなはずじゃなかった~」っていうミスマッチを防ぐことができます。
おすすめの会社と選び方
ここからはおすすめの会社や会社の選び方について解説します。
分譲住宅がメイン→〇 注文住宅がメイン→×
未経験で不動産業界、住宅営業に転職するなら分譲戸建て住宅の営業が一番おすすめです。
理由は簡単です。
資格や経験がなくても仕事に入りやすく、知識も最低限で済むからです。
基本的には完成した住宅を売るので「イメージと違った」というようなクレームもありません。
注文住宅の場合はお客様の持っている土地や会社が持っている土地、仲介業者に紹介してもらった土地など様々な土地に合わせて住宅を建てます。
土地に対する法令上の制限や住宅建築に関する知識など豊富なノウハウを求められます。
そこにない住宅を図面などの様々な資料で説明しますが「想像と違った」「こんなはずじゃなかった」などのトラブルはよく起こります。
つまり豊富な知識や経験、宅地建物取引士の資格などが必要なのが注文住宅の営業です。
どちらが成績を残しやすい仕事か、わかりますよね。
よろしければこちらの記事も参考にしてください。
住宅営業やるなら建売戸建て分譲一択!未経験でも売れる方法を公開します!
中小企業以上→〇 家族経営などの零細企業→×
中小企業や大企業は新卒採用もしますし中途採用も定期的に行っています。
対して零細企業が人を募集するときは本当に人手が足りない時です。
すでに人手が足りずに困っている状況ですので、非常にいい条件で募集することもあります。
でもこの場合求められているのは経験者・即戦力です。
仮に未経験で採用されたとしても入社後に待っているのは厳しい環境です。
おそらく社員教育はなく、わからないことでもとりあえずやらされることになります。
きちんとした組織もなく役割分担もあいまいですので、結局は雑用でも実務でも何でもやることになります。
よくわからないまま大量の仕事に追われる日々となり早期退職に繋がることもあります。
このような最悪のパターンを避けるためには組織がしっかりした会社に入る必要があります。
組織がはっきりしていれば役割もはっきりしますし、教育体制も整っています。
社内に対しても、社外に対しても法令順守意識が強いのでサービス残業などもありません。
ホワイトな環境で働きたいならある程度の会社の規模は必要です。
地元密着型→〇 全国展開型→△
これは家族構成などによりますが全国転勤してもいいか、地元密着がいいか、どちらか希望の方でOKです。
地元密着といってもある程度の規模の会社であればいくつかの支店があることもあります。
「まったく転勤なし」が条件だと会社の候補はかなり絞られてしまいますが、家庭の事情でどうしても転勤できない場合は仕方がありません。
支店があっても自宅から通える範囲内で勤務できるように配慮してくれる会社もあります。
転職エージェントを活用して希望に合う会社を探しましょう。
転勤について特に制限がない場合は稼ぎたい金額で判断するのもいいかもしれません。
稼ぎはそこそこでいいけど転勤したくない人はエリアが限定的な中小企業で問題ありません。
転勤したくないけどガッツリ稼ぎたい人は「できるだけ販売実績の多い会社」を選んでください。
ホームページで業績を確認してもいいし、転職エージェントに聞いて「会社の売上規模」と「年間の販売棟数」「営業の人数」を教えてもらいましょう。
年間の販売棟数と営業の人数がわかれば1年間で1人の営業が何棟くらい売っているのか目安がつきます。
ついでに1棟当たりのインセンティブ(成果報酬)も教えてもらえば、稼ぎたい金額に届くかどうか判断できます。
仕事の種類とおすすめの仕事
ここからは仕事の種類とおすすめの仕事について解説します。
住宅営業には種類があって仕事内容が違う。
住宅営業には種類があります。
一般的な住宅営業ということでわけると4種類に分けられます。
(※投資用不動産営業や用地仕入れ営業はちょっとタイプが違いますので今回は割愛します。)
【住宅営業の種類と仕事内容】
住宅営業の種類別で特徴をまとめると以下のようになります。
【売買営業(注文住宅)】
注文住宅の場合、会社によって給与体系は大きく違います。
それなりの固定給+建物の粗利額1~10%だったり、安い固定給+売り上げ金額の1~2%だったり。
なかにはフルコミッションという形式で固定給なし、超高額インセンティブという人もいます。
高額なインセンティブを受け取る代わりに、資格・知識・経験などを求められます。
全くの未経験で飛び込むには少しハードルが高い仕事内容となります。
【売買営業(建売住宅)】※1番オススメ!
建売住宅の場合、「1棟売ったらインセンティブ20万」といった感じで設定されている会社がほとんどです。
会社の売上規模にもよりますがだいたい1棟当たり10万円~30万円のインセンティブが設定されています。
建売住宅ですので基本的には完成した商品を売ります。
これが非常に重要なポイントで、未経験でも取り組みやすい一番の理由です。
注文住宅では土地から探したりお客様の持っている土地に合わせて、何も形がないところから住宅を作り上げていきます。
そのため土地に関する知識、法令上の制限、建築の知識など様々なスキルが必要です。
建売住宅の場合はすでに完成している物件を売るので土地や建物にかかる制限はすべてクリアしています。
ですので求められる知識や経験はそれほど高くありません。
それなりのスキルで結構稼げるおすすめの住宅営業です。
もしよろしければこちらの記事も参考にしてください。
本当は楽?住宅営業のイメージと実際のギャップ10選!【分譲住宅編】
【売買仲介営業】
仲介営業の場合、自社の物件ではなくいろいろなハウスメーカーが建築した物件や土地を売ることになります。
つまりハウスメーカーとお客様をつなぐ営業(仲介営業)です。
仲介した際の手数料は法律で決められており、(売買金額の3%+6万円)+消費税となっています。
例えば3000万円の不動産を仲介した場合は次のような計算になります。
仲介営業はハウスメーカーとお客様の両方から仲介手数料をもらうことができるので先ほどの例だと1,056,000円×2=2,112,000円を手にすることができます。
これが法律で決められた手数料の上限ですので、これ以下の金額で仲介することも可能です。
仲介手数料の何%が営業のインセンティブになるかは会社によります。
会社の規模が大きい方が、営業がもらえるインセンティブが多いイメージがあります。
もし仲介営業にチャレンジするなら入社前にインセンティブの割合を確認することをおすすめします。
他社が作った新築住宅を売るためには、その物件を取り扱う権利をもらわなければなりません。
そのためにハウスメーカーのキーマンを接待したり、連絡を密にとるなど地道な努力が欠かせません。
「ハウスメーカーとの関係がこじれて販売物件をもらえない」なんてことになったら死活問題です。
ハウスメーカーとの関係が強く、販売物件が豊富な会社を選ぶのも重要なポイントとなります。
【賃貸仲介営業】
アパートを借りるときに案内してくれるのが賃貸仲介営業です。
皆さんに1番なじみがある住宅営業ではないでしょうか。
賃貸仲介の場合も手数料は決まっており、1ヶ月の賃料+消費税となっています。
売買仲介と違うのは上限が1ヶ月の賃料+消費税となっている点。
つまり借主だけから1ヶ月分もらうか、借主と貸主(大家さん)それぞれから0.5ヶ月分もらうかという形です。
借主から1ヶ月分もらって貸主からは手数料をとっていないことがほとんどで、そうしないとアパートを仲介させてもらえないんですね。
売買仲介と同じように賃貸仲介も基本的には他人(他社)の物件を仲介するしかないので物件の確保が課題となります。
全国展開しているような名前の看板(ミニミニとかアパマンショップとか)を借りないと、大家さんから物件を預かることも難しいし、借主の信用を獲得するのも難しい状況です。
しかも手数料は少額ですので数をこなさないと収入は増えにくく、休みの取れない激務に身を投じることになりかねません。
言い忘れていましたが賃貸仲介の場合の仲介営業の取り分は、仲介手数料の20%~30%と言われています。
1ヶ月の間に土日が4回あるとすると毎週2軒~3軒の契約が必要です。
繁忙期と閑散期の差も激しく、体力が求められます。
仕事の種類とおすすめの仕事の結論
住宅営業に転職するなら「建売住宅の売買営業」が1番オススメ!
入社前に確認すべきこと
ここからは入社前に確認すべきことについて解説します。
固定給とインセンティブのバランス
住宅営業の給与体系は会社によって大きく違います。
入社前に必ず固定給とインセンティブのバランスを確認しましょう。
補足説明ですが厳密にいうとボーナス(賞与)とインセンティブ(成果報酬)は違うものです。
ですので住宅営業の収入には色んなパターンがあります。
※ボーナスは年2回がほとんどですが、インセンティブは半年分をボーナスと一緒に支給したり、毎月の固定給と一緒に支給したり様々です。
固定給とボーナスやインセンティブの比率も会社によって違います。
- それなりの固定給+それなりのインセンティブ
- 少なめの固定給+高額なインセンティブ
自分の家族構成や生活スタイルにあった給与体系の会社を選びましょう。
新卒採用と中途採用の実績
実際に入社した新卒採用と中途採用の実績も重要なポイントです。
企業文化というものは長い年月をかけて出来上がるものです。
そんなに簡単には変わりません。
だからこそ新卒、中途問わず新しく入社する人を迎え入れる文化や環境が整っていることは非常に重要です。
入社1年目~3年目くらいの社員の営業成績と年収
自分が入社してからどれくらい稼げるか?
みなさんが一番気になるところですよね。
手っ取り早く知りたければ入社1年目~3年目くらいの社員の営業成績を確認しましょう。
給与体系がわかっていれば営業成績からボーナスやインセンティブの金額を計算できます。
新卒であれ中途であれ社歴の浅い人の実際の営業成績を聞けば、自分にもやれそうな数字が見えてきます。
固定給に関しては年齢や社会人経験によって違うはずです。
自分のもらえる予定の固定給に平均的な営業成績分のボーナスやインセンティブを足せばおおよその年収がわかります。
入社5年以内の離職者数と離職理由
入社して5年以内に辞める人がどれくらいいるのか聞いてみましょう。
不動産業界はお金を貯めるために就職する人も多いので、離職者がいることは当たり前です。
目標の金額が貯まったので夢に向かうとか、住宅営業から土地仕入れ営業にキャリアアップとか前向きな理由で離職することはあります。
ただしあまりにも人数が多い場合は要注意です。
前向きな理由ではなく職場環境や人間関係などのネガティブな理由で大量離職に繋がっているならその会社はやめた方がいいでしょう。
特に離職者が住宅営業のまま他の会社に転職している場合は、職種ではなく会社に問題があることが考えられます。
このあたりのことは面接で直接聞いても本当のことが分かる可能性は低いので、転職エージェントを上手く活用して情報収集しましょう。
会社に直接聞けないことは転職エージェントをうまく活用しましょう!
住宅営業から土地仕入れ営業など他職種へキャリアアップ可能か?
住宅営業は年収が不安定になりがちで体力も必要です。
若いうちはいいかもしれませんが、20年30年と続けていくのは難しい仕事です。
貯金の目標金額を達成したり、借金を完済した後のキャリアプランを考えておく必要があります。
住宅営業からのキャリアアップで1番おすすめなのは土地仕入れ営業です。
私もこのコースでキャリアアップしました!
土地仕入れ営業は住宅営業での経験を活かせますし、年収も安定します。
体力的にも楽になりますし、土日休みで家族や友人との時間も取れます。
転職先候補の会社に土地仕入れの部署はあるのか、社員の希望で異動が可能なのか確認しておきましょう。
土地仕入れ営業でなくても、たとえば設計部や施工管理部など興味があればジョブローテーションできる環境があれば将来の幅が広がります。
社内で異動が厳しければ軸ずらし転職で新天地へ行く道もあります。
もしよろしければこちらの記事も参考にしてください。
「住宅営業に転職するなら要チェック!選ぶべき会社と仕事の種類」まとめ
今回は住宅営業に転職するなら「どんな会社のどんな職種を選べばいいのか」解説しました。
特に未経験で不動産業界に転職することを想定して解説してあります。
結論として「建売分譲メインの会社」の「住宅営業(売買)」に転職するのが1番です。
この組み合わせが1番稼げるわけではありませんが、知識や経験がなくても高収入を狙えるのでおすすめです。
注文住宅の営業では稼げるようになるまでに越えなければいけないハードルが高すぎるし、仲介営業では大きな金額を稼ぐのに時間がかかり過ぎます。
短期間で大きな金額を稼ぎたかったら分譲住宅会社で売買の住宅営業をやりましょう!
また会社選びには確認したくても直接面接では聞きにくいことが沢山あります。
1人でなにもかもこなすのは無理がありますので、転職エージェントを上手く活用して本当に知りたい情報を手に入れましょう。
皆さんの転職活動が順調に行くように祈ってます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。